• 小林大賀 Taiga Kobayashi

体で書く Writing Physically

最終更新: 2019年9月22日



妻の誕生日の贈り物として鳥の木彫を。単純に彼女のイメージといえば「鳥」だからなのだけど、そもそもそれはどうしてなのだろうとも思う。歌うから?彼女は歌う詩人であるけど、難解で観念的な現代詩とは遠い。いつも歌という土地の上に咲いているように感じる。

「私は頭で書かない。体で書く」と言う彼女自身の言葉どおりだと感じる。ある意味、そんな彼女の言葉に背中を押されて作るイメージ。肌で、体で感じたもので。言葉で裏付けはできないけれども、鳥の他に「火」という要素も彼女に感じる。

某東急ハンズの木材コーナーで、この材と目が合った。節の現れ方が妙にエロティックに思えて、この鳥のイメージがすぐに浮かんだ。少し嘴を削り出すだけで顔が現れてきた。目が赤いのも「火の鳥」にはちょうどいい。


I made a wooden sculpture for my wife's birthday. Why this has bird's form is because simply my image of her. But I still wonder why this image. Since she sings? She is a poet singing. Her poem is very far from contemporary poetry complicated, idealistic. I feel that her pieces are like blooming flowers on the land of song. She once said "I don't write with mind, I write physically". This word encourages me to use physical feeling in making image. I can not explain this feeling with any word, but I feel she has a element of fire.

One day in material shop I met with this wood piece's gaze. I immediately got image of this bird, so part of joint looks something beautiful. Soon bird's face has appeared after I sculpted bill part a little. It seems like just Fire bird with red eye.



22回の閲覧

最新記事

すべて表示

ホドロフスキーの「サイコマジック」読書録②

ホドロフスキー監督の人生に現れるキーパーソンも豪華。エーリッヒ・フロム(フロイト派の後継者)、カルロス・カスタネダ、アンドレ・ブルトン、etc... 23歳で「アンドレ・ブルトンに会ってシュルレアリスムを救うんだ!」とチリから単身フランスへと渡ったホドロフスキー監督。しかし実際はアンドレ・ブルトンとは縁が薄かったようだ。パリに着いた途端、真夜中に「いまから会えないか」と恋人のような電話をして嫌がら

「ホロドフスキーのサイコマジック」読書録 ①

初めて英文の著作を読み終わった。 「サイコマジック」はホドロフスキー監督が行なっているセラピー、カウンセリング活動で、ドキュメンタリー映画としても公開されているが、地方都市に生きているため観る機会がなかった。日本語訳も出版されていないために必要に迫られての英語版だったが、かなりの飽き性を自覚しているので今度ばかりは自分を褒めたい。苦労して読んだので、ブログにまとめつつ共有しようと思い立った次第。

© 2019 TAIGA KOBAYASHI